ドキュメント鑑賞☆自然信仰を取り戻せ!

テレビでドキュメントを見るのが好き!
1回見ただけでは忘れてしまいそうなので、ここにメモします。
地球環境を改善し、自然に感謝する心を皆で共有してゆきたいです。
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大人になるための儀式は痛い!


世界各地の大人になる儀式には、痛みを伴うものがある。
アマゾンでは、毒針のある蟻の詰まった手袋に何度も手をいれて勇気を示す。
西アフリカのフラニ族は、鞭による痛みを受けても笑っていられるかどうかを問われる。

●エチオピア Omo渓谷 ハマル族 鞭打ちの儀式

ハマル族は美しい姿を誇りとし、日に数時間かけてお互いの身だしなみを整える。
彼らにとって美しさが、社会的地位や勇敢さを意味する。


大人の男になるための、鞭打ちの儀式と牛跳びの儀式。
鞭打ちの儀式では、親戚や兄妹の女性が鞭を受ける。
女性が角笛をならし、ハチミツ酒を飲む。
酒にはこれから受ける傷みを鈍らせる働きもある。
鞭打ちが始まり、鞭を受ける姉や妹は、もっと打つように催促する。
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牛跳びの儀式、1人前の男性として認められるかどうかが決まる日。
並んだ牛の背中をつまずかずに4回渡れれば合格。
下に落ちれば笑いものにされ、一族の恥となる。


●パプアニューギニア ヤモク村 皮膚切りの儀式
大人の男になるための試練。
年長者が若者達の皮膚に、カミソリの刃で傷をつけ、ワニの皮膚のようにする。
Sepik川に生息するイリエワニをイメージした儀式。


儀式は“男の家”で行われる。
中に入れるのは儀式を受ける若い男だけ。
儀式の前、男達はヤシの囲いを揺らして音をたて、若者を動揺させる。
ワニの尾が水を跳ね上げるような音もたてる。
音をたてることで、若者を怯えさせようとしているのだ。
彼らは儀式の前に自惚れを捨てなくてはならないと考えている。
若者達は、囲いの外で正体のわからないものに怯える。

男達が若者達の前に立つ。
血を流す前に様々な儀式で自惚れを正し、屈辱を味わさせる。
大人になる前に、他人の敬意を学ばせるのが目的。
歌の儀式は丸1日続き、若者達は踊りを見ながら肌を切られる時を待つ。

2日目、若者達は囲いに向かって走る。
囲いの内側から男達が鋭い棒で突返してくる。
族長がその戦いを見守る。
囲いを突破し中に入る。
中には年長の男達がいる。
武器を使い巨大なワニのたてる音をだす。
若者達は恐さで尻込みする。
儀式を終えて男と認められるまで、若者達は女の扱い。
年長者達から“妻”と呼ばれる。
2日間の儀式で若者達の思い上がった気持ちは消えた。
いよいよ肌を切る儀式。
1人2時間かけて胸、背中、腕、足、臀部などにカミソリで傷を入れる。
乳首の周辺から始め、数え切れないほどの傷を入れ、なめらかな肌をワニの肌に変える。
耐え難い痛みだ。
かつては先を尖らせた竹を使っていた。
傷が上手く治れば、その部分の皮膚が盛り上がって硬くなる。
若者達は生姜の茎を噛んでいる。


囲いの外では女性達が儀式の終わりを待つ。
中は見えないが、うめき声が聞こえる。
傷の模様はワニの皮膚だけでなく、歯形にも似ている。
つまり儀式を受けたことにより、ワニの祖先に食べられたと考えるのだ。
食べられればワニと1つになれる。
儀式を経て大人の男になるまでは、体内に母親の血が流れていると考える。
肌を切る儀式でその血が全て流れ出るとされる。
この儀式で母親のお腹にいるときに受け継いだ悪い血を流し、父親の血を受け継ぐ。
儀式の間は父親が息子の世話をする。

痛みには簡単には慣れない。
出血多量で死亡したり、痛みによる障害が残る危険性もある。
血は汚れたスポンジで洗い流され、傷口から菌が入り、HIVのような病気に感染する可能性もある。
儀式の後も痛みは続く。
立っているのがやっとだ。
身体を洗い、痛みを和らげるためにヤシの油に浸した鳥の羽で傷をなでる。
傷が化膿した後、完全に治るまで、“男の家”にいなければならない。
初めて“男の家”に入り、数日間横たわるが、痛みで動くことができない。
傷に体重をかけずに眠れ、と言われ、眠り込んで傷に体重をかけると大人たちに叩かれる。
綺麗な傷になるよう大人達が見張る。
数日後、若者達はヨロヨロと男の家を出て次の儀式の場に向かう。
大人になる儀式は数週間続く。
若者達に屈辱を与えるのも儀式の一部で、ほぼ毎日しいたげられる。
権力者の存在をしっかり意識させ、部族の社会へ迎え入れるのが狙い。
この儀式では数年前に儀式をおえた仲間が飛び出し身代わりになって叩かれる。
食事は女達が運んでくれるが、痛みが伴い座って食事すらできない。
食事には回復するための栄養補給と同時に象徴的な意味がある。
食事は体を強くしてくれ、敵と戦うことができる。
2ヶ月ほどで傷は癒え、ワニの皮膚そっくりになってゆく。
たいていの若者は大人になる儀式を望む。
部族の一員になり、大人の男になるために。
この試練で内面の深い部分も変化する。
数週間男の家の囲いの中で過し、部族のしきたりや隠し事を教わる。
囲いの外で出るときにはもう大人の男。

●ニュージーランド マオリ族 唇タトゥ

“アオテアロア”先住民はニュージーランドをこう呼んだ。
1788年ヨーロッパ人が入植し、以来2つの文化は調和を保ち共存してきた。
しかしタトゥの伝統はイギリス人が眉をひそめた。
“モコ”はマオリ族伝統のタトゥで、アゴ全体に入れる。
唇へのタトゥは一番痛い。

1908年タトゥはイギリス政府により禁じられた。
醜く挑発的だと考えられた。
マオリの戦士の攻撃性が呼び覚まされるのを恐れたのだろう。
現在でもモコはイメージが悪く、タブーとされる。
それでモコを施術しようとする少女がいる。
ニュージーランドのヨーロッパ系の人には固定観念がある。
モコを掘っているマオリの人を凶暴な人だとか、体制に反対する過激な人だという印象を抱いている。
社会的に悪い印象を持たれると同時にタトゥは健康面でも危険をはらんでいる。
肝炎、結核、HIVに感染する危険性がある。


下書きをし、タトゥ用の針で1分間に3千回肌を刺し、一番上の皮膚(表皮)の下の層に少しずつインクを入れる。
昔のマオリの女性達は、ずっと激しい痛みを味わった。
1世紀ほど前は鳥の骨の先で肌を深く掘り、火薬を染料にしていた。
施術師は言う。
「痛みはよいものをもたらす。例えば出産。
痛みをコントロールし、自分のものにすれば、素晴らしいものが得られる。」
2時間の背術後、唇全体にインクを入れ黒く塗りつぶすが、唇と唇周辺には知覚神経が集中していて、それを守っている非常に薄い皮膚だけ。
6世代にわたってマオリの人々は民族ならではの表現を禁じられてきた。
モコを入れた少女はマオリの女性であることを改めて主張する。
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池村 駿太 (2009/11/13 2:30 PM)
poyoさん
 
 こんにちは。私は東京都新島村立新島中学校3年の池村駿太です。今回、総合的な学習の時間で、
「世界の成人式」について調べることになりました。
 そこで、もしよろしければ「エチオピアの
成人式」について質問させていただきたいことがあるのですが、よろしいでしょうか。
 宜しくお願いします。
 新島中学校3年 池村駿太
poyo (2009/11/13 11:18 PM)
駿太君、メッセージありがとう。
エチオピアの成人式についての質問とは?
私はこの記事を、テレビで見て書きました。
なので成人式について専門的な知識はないのだけど、何か役に立てたらよいなと思います。
池村 駿太 (2009/11/19 11:46 AM)
 poyoさんへ
 返信ありがとうございます。そして、遅くなってしまてすいません。
 成人式についての質問なのですが、牛跳びの儀式で失敗したらその人は一生成人できないままなのでしょうか。また、成人になるとどんなことができるようになるのでしょうか。(日本でいう飲酒など)
 ご存じでしたらよろしくおねがいします。
 新島中学校3年 池村駿太
poyo (2009/11/22 9:40 AM)
駿太君、世界の成人式の研究は進んでいますか?
牛跳びの儀式で失敗したら・・・
多分、何度も挑戦し続けるのだと思います。
民族として認められないということは、他の地へ出て行かねばならないことを意味するのかもしれません。
成功したら、お嫁さんをもらうことができるとか、自分の家を建てることができる、大人の男として認められ、男だけの集会などに参加できるなど、他の民族も同じようなことだと思います。
自分の強さを認められ、責任感など、大人として必要なことを身につけるためにも、このような辛い儀式を大人になるための通過儀礼としているのでしょうね。
池村 駿太 (2009/11/27 11:35 AM)
 poyoさんへ
 返信ありがとうございます。今回の情報を参考に発表資料を作成していきたいと思います。
 本当にありがとうございました。
 新島中学校3年 池村駿太
神保 貴雄 (2010/11/12 3:41 PM)
はじめまして、神保と申します。

大変、興味深い記事だったので私のブログで取り上げさせていただきました。

また遊びにきます!

今後ともよろしくお願いいたします。
poyo (2010/11/13 7:27 PM)
貴雄さんこんにちは。
コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました。
とても楽しく紹介していただき、読みながら笑ってしまいました。
お友達も楽しい方々ですね。
そういえば、先日、わが社のあるお方が、体中が痛いと言っており、四十過ぎの人に、「五十肩じゃないですか?」と言ったら怒られました・・・
神保 貴雄 (2010/11/14 8:03 AM)
poyoさん。

ブログ読んでいただき光栄です。

ひとつ、アドバイス。
一応、「四十肩」というのも正式名称ではありませんが存在いたします。

明るい職場作りの為にも訂正しておいたほうがよろしいかと…(笑)。

ちなみに私は肩の痛みを訴える80代の患者さんには「七十肩ですかねぇ〜」と言います(爆)。
poyo (2010/11/14 10:21 PM)
貴雄さん、1人1人の患者さんに、丁寧に対処しているのですね。
私ももう、四十・・・
四十肩に襲われるのでしょか・・・

国民電波洗脳による、テレビ、新聞、週刊誌、ラジオ等の、嘘八百の見事な洗脳情報と、嘘と騙しと仕掛けと、策略に満ち溢れた世の中で、思考停止状態にある日本人は、自分自身の脳、すなわち思考そのものを点検せよ! 我々はハッ、と気付いて、いや、待てよ! と立ち止まり、常に注意深く、用心深く、警戒し、疑いながら生きれば、騙されることはない。 今までの常識や、全ての事柄を疑うべきだ!









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| ペインコーチング・ブログ | 2010/11/12 11:47 AM |