ドキュメント鑑賞☆自然信仰を取り戻せ!

テレビでドキュメントを見るのが好き!
1回見ただけでは忘れてしまいそうなので、ここにメモします。
地球環境を改善し、自然に感謝する心を皆で共有してゆきたいです。
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暮しに役立つ家電の学校★電子レンジ

人間と電気の出会い、それは紀元前600年のギリシャで活躍したThalesという哲学者が琥珀を磨いていると物がくっつくという不思議な現象、静電気を発見したことから始まる。
その後2600年に渡り世界中で研究が重ねられてきた。
Gilbert・・・磁気と電気を区別
Voltu・・・電池を発明 単位のVボルトのもとになる
Ampere・・・アンペールの法則 単位Aアンペアのもとになる
その結果1876年Graham Bellの電話の発明、1878年Thomas Edisonの白熱電球の発明など偉大な発明も生まれた。
その偉大な歴史を受け継いで誕生した家電、人類が生んだ最高傑作。

【電子レンジの歴史】
1945年アメリカマサチューセッツ州、軍事用のレーダーや通信機器を扱う会社レイセオンで働く男Percy L. Spenserこそ、革命を起こした時代の先駆者。
いつものように仕事をこなしていたSpencerが休憩中ポケットに入れておいたチョコレートを食べようとしていた時、ある異変に気付いた。
なぜかチョコレートが溶けている。
季節は冬、なぜチョコレートは溶けるのか?
目の前は自分の仕事場、Spencerの目にある物が飛び込んできた。
Magnetron、主に通信用に使われる機械、Spencerはある実験を開始した。
マグネトロンの前にポップコーンを置いてみるとポップコーンがはじけた。
マグネトロンが発する電波にものを温める特性があることに気付いた。
Spencerは電池レンジの開発を決意、2年後の1947年レイセオン者は世界初の電子レンジを発売した
Radarange(当時の価格2000ドル 現在の価格で約200万円)
スペンサーはこの功績が称えられ、会社の副社長に昇格。
行こう斬新な発明を次々と世に送り出し、300以上もの特許を取得、スペンサービルも建設した。
電子レンジの誕生はおよそ150万年物間火のみでしか物を温められなかった人類にとって、まさに類を見ない革命をもたらした。

なぜ電波が物体を温めるのか、電子レンジを解体してみよう。
調理終了音を知らせるベル発見。
電源コードにつながる雑音防止器は、電気的なノイズを除去する装置、ノイズによる電子レンジの誤作動を防いだり他の電化製品に影響を与えないため取り付けられている。
冷却ファンは高圧機(電子レンジに最適な電圧に変換する装置)を冷やすため空冷している。
マグネトロンは電子レンジのマイクロ波を発生させる装置。
先端のアンテナからマイクロ波を照射する。
ではなぜマグネトロンから発生するマイクロ波が物を温めるのか?
キーワードは水分。
マイクロ波がものを温める条件は必ず水分を含んでいなければならない。
仕組みはマイクロ波を見ずにあてた場合、水を構成する分子が震えてぶつかり合う。
これは掌を合わせて素早くこすり合わせた時に掌が温まる現象に似ている。
マイクロ波の場合、1秒間に24億5千万回も水の分子が動いている。
つまり電子レンジは水分を含んだ物体にマイクロ波をあてることによって起こる超高速の摩擦、その現象により発生する熱を利用して温めている。

アルミホイルをかぶせてチンすると中のものは温まらない。
これは金属がマイクロ波を反射させるから。
レンジ内の板も金属でできている。
そうすることでマイクロ波を反射させ、効率よくものを温めている。
ではなぜ陶器やプラスチック容器だとものを温めることができるのか?
それはマイクロ波が通り抜け水分を含んだ物体にだけ電波があたるから。
プラスチックによっては変形する可能性もあるので、耐熱性のある容器を使おう。

アメリカで画期的な商品として華々しいデビューを飾った電子レンジ、日本でもその噂を聞きつけた家電メーカーが多くの電子レンジを発売する。
↓電子レンジ国産第1号機、1959年東芝製(当時の価格:125万円)

しかし当時の電子レンジはとても大きく高価なため、しばらくは業務用として販売されてきた。
そんな電子レンジが一般家庭向けに発売されたのが、加山雄三の名曲『君といつまでも』が大ヒットした1966年、松下電器産業から発売されたNE-700(当時の価格:298000円)。
今でこそ一家に一台と言って過言ではない電子レンジだが、暗い不遇の時代もあった。
NE-700の発売から8年後、1974年に発行された『暮らしの手帖』にこんな記事が・・・
“電子レンジ、この奇妙にして愚劣なる商品
料理にムラができる
火加減ができない
やたらにラップがいる”
『暮らしの手帖』は家電を実際に繰り返し使って、その事実をそのまま記事にするので多くの主婦から絶大な支持を得ていた。
“どうひいき目に見てもせいぜいあっため直すのにしか役立たない。
そんなものに10万円前後も出すのはばかげています。”
町の人に電子レンジが発売された当時のことを聞いてみると、驚きと猜疑心が垣間見える。
NE-700の値段は298000円、当時公務員の初任給が25000円という時代、庶民にとっては高嶺の花だった。

一方電子レンジの裏で爆発的に普及率を高めていた家電と言えば、三種の神器と呼ばれた冷蔵庫。
1975年の普及率は99%、まさに一家に一台の生活必需品、一方4電子レンジの普及率はわずか14%に過ぎなかった。
しかしその間各家電メーカーは電子レンジ普及に向け、絶え間ない努力と工夫を続けた。
その1つが1966年に早川電機工業(現シャープ)から発売されたR-600(当時の価格:198000円)、このレンジの特徴は電子レンジお馴染みの機能ターンテーブルを搭載したこと。
この機能はムラなく温められるという利点と共に実際に調理している感じを演出、電子レンジの普及に一役かったのは間違いない。
とはいえ電子レンジをスターダムにのし上げるほどの決定的な変化ではなかった。

さらに1972年、電子レンジにある画期的な変化が・・・
当時電子レンジは邪魔にならないように冷蔵庫の上に置くというのが一般的だった。
電子レンジを使う多くの女性にとって最大の悩みであった扉の開けにくさ。
その悩みを見事に解決したのがER-607東芝製(当時の価格:100000円)、それまで縦開きだった扉を初めて横開きにして発売した。
ここから電子レンジは我々の生活をさらに便利にするため進化を続ける。
1977年松下電器産業(現パナソニック)からNE-8600が発売、これはレンジにオーブン機能がついたもの。
今では当たり前となった電子レンジの多機能(蒸す 焼く 煮る)な使い方はこのレンジがキッカケだった。
オーブン機能は電波ではなくヒーターを使って温めている。
オーブン機能の追加で、もはや温めるだけといったイメージを払拭した電子レンジは普及率もぐんぐんと上昇、そして1981年松下電器産業ではこんな電子レンジも開発した。
操作方法を音声で知らせる『おしゃべりエリックさん』(当時の価格:169800円)、この電子レンジでは100種類以上の調理が可能になった。
「予約をします。」「メニューを選んでください。」「再加熱です。」「食品にラップと蓋をしてください。」・・・当時電子レンジで温めることをエレックすると言ってはやらせようとしたが・・・あえなく失敗。
このように調理革命を起こした後も、長い年月をかけて我々の生活に新たな感動をもたらしてくれた電子レンジは、今後も新たな感動を与えてくれるだろう。

電子レンジを使う時、当たり前のように言っている“チンする”という言葉は、いつどうやって生まれたのだろうか。
1998年から発売されている大塚食品のマイクロマジック、時のアイドル光GenjiがCMで行った“レンジでチンするチンチンポテト”というフレーズが大きな話題となった。
http://www.youtube.com/watch?v=2qvdkqgg8Pw

もはやチンするという言葉は日本国民全員が使う標準語。
ではいつから電子レンジの調理終了音はチンというようになったのか。
1967年早川電器工業から発売されたR-601、電子レンジで初めてチンを採用。
チンのきっかけは仕上がりが分からず気付いた時には料理が冷めていたという利用者の声によるもの。
そこで出来上がりを知らせる音を導入することに決定。
その音色は他の機器と混同することなく聞き逃すことがない明瞭な響きであることが望ましい。
そこでひらめいたのが自転車のベル、自転車店を回り、様々な種類の自転車用ベルをかたっぱしから購入。
実際に聞き比べたという。
こだわりもあった。
残念ながら元祖チンは聞くことはできないが、その後「電子レンジで温める=チンする」という40年以上たっても変わらない礎を気付いた。
最先端の電子レンジの終了音は・・・ピーピーピー・・・

| poyo | テクノロジー | comments(9) | trackbacks(0) | - |
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uni (2011/10/25 12:55 PM)
電子レンジも安くなって誰でもかえるようになりましたが
私はいまだに、ボタンを押しても動かないことがあってイラつきます
オープンきのうとの切り替えがよくわからないのです
笑い
皿があるのとないのでは機能が違うんですね
poyo (2011/10/29 1:39 AM)
uniさん、私もターンテーブルがない最近の、オーブン機能付き電子レンジを使っています。
しかし、ほとんど電子レンジとしか使っていません・・・
cafelasm (2013/09/13 2:37 PM)
東芝アラカルト、ER-607はうちではまだ現役で動いています。いつ買ったか正確には分かりませんが、1973年前後だと思われます。役40年間ほぼ毎日使い続けているのですが、まったく不調の兆しさえ見せません。
poyo (2013/09/20 7:05 PM)
cafelasmさん、返事が遅れてすみません。
その電子レンジで初めて調理したのは、どんな料理だったのでしょうか?
それほど長く使うと、もう家族の一員のようなものですね。
ずっと大切にしてあげてください。
私はこれまで数台買い換えました。
1人暮らしですが、ジャガイモを蒸したり、毎日使っています。
すると突然、まったく温まらなくなる日が来るのです。
マグネトロンがダメになってしまうみたいです。
高橋昌勝 (2015/01/05 9:17 AM)
「電子レンジ―この奇妙にして愚劣なる商品」…この頃僕は会社で無線局を担当しており、お買い上げ戴いたお客様に「高周波利用設備許可状」を作成し、お届けしていました。

この頃僕は、手違いにより分不相応な「高級分譲マンション」に住まいしており、近くの支店から、当時流行りの「エレックパーティ」を実施し、2台もお買い上げ戴きました。その前に、我が家には、薄給のこと故に電子レンジなんて有ろうはずがありません。自家にないのに購入(販売)を前提したものを勧める訳にはいかぬ、それで、当時、最廉価とはいえ7万5000円であった、日立のものを10ヶ月割賦で購入した訳です。この頃の給料は7万3000円でした。
高橋昌勝 (2015/01/05 9:19 AM)
その電子レンジ、舌たらずの次女が母乳だけでは足りず、牛の乳も飲ませており、これで温めていたのです。それで、寝っ転がっている次女が「チンたよ」と言うのです、それは「牛乳が温まったから持ってこい」と。

その次女が中学生になり、今度はこっちの番「チン言ったよ」と言うと「何で私がそんなことをしなければいけないの」という顔付きをしながらも、燗した徳利を取ってきてくれるのでした。僕にとっては思い出大き名器、カミさんの「お菓子を作るのに…」スチームオーブン付きに取って代わられ、いつの日か、何処かの博物館で日の目を見るのを静かに待っています。
高橋昌勝 (2015/01/05 9:21 AM)
さて、話かわって「電子レンジ―この奇妙にして愚劣なる商品」という表現、確かに憲法の21條に、…表現の自由…保障する。と規定されています。所が「表現」に際し制限、停止条件に関する規定はありません。これを好き、勝手放題にしたのが言わずもがな朝日新聞の慰安婦記事であります。所が、憲法の12條に…自由、権利は…濫用(やり過ぎ)してはならない…公共の福祉に…利用する責任を負う。とあります。
皆さん知っての通り、憲法違反に対する罰則がありません。憲法違反によって国民が受けた損害に応じた罰則を早急に制定すべきです。
poyo (2015/01/08 7:27 PM)
高橋昌勝さん、コメントありがとうございます。
この番組は、とても好きでした。
家電のことを色々教えてくれたので・・・
「チン言ったよ」、最近の電子レンジは言いませんね・・・
演奏?しますね・・・
cafelasm (2018/06/27 9:29 AM)
ER-607、東芝アラカルトですが、先日初めて不具合が発生しました。約45年使用して、初めての事です。
タイマーを内部で固定しているところが破損し、ダイヤルごとぐらぐらするようになってしまいました。樹脂部分の破損で、それはタイマーのボックスの一部です。初めて中を開け、テグスの糸で縛り付けてなんとか使い続けられるようにしました。
内部には一切埃が入っておらず、フィルターがうまく機能しているのだなと感心しました。
僕より長生きしそうだと感じていた矢先でしたが、こうなるとそれはやっぱり幻想だったのかな、なんて寂しい気持ちになりました。タイマーがやや歪んで固定されているので、そのうちもう少しうまく修理し直したいと思っているところです。
ただ、現在使用には全く問題がありません。
あと何年使い続けられるかな。









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