ドキュメント鑑賞☆自然信仰を取り戻せ!

テレビでドキュメントを見るのが好き!
1回見ただけでは忘れてしまいそうなので、ここにメモします。
地球環境を改善し、自然に感謝する心を皆で共有してゆきたいです。
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
LINKS
カスタム検索
RECOMMEND
PROFILE
SEARCH
<< The Universe★Nemesis,The Sus's Evil Twin謎の恒星ネメシス | main | エコの作法〜明日の美しい生き方へ★音 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - | - |
地球アゴラ☆ゴミを減らしてハッピーライフ

インドネシア バデガン村(ジャワ島中部)

ゴミ銀行に、村の人がたくさんのゴミを抱えてやってきた。
持ち込まれるのは空き缶や空き瓶、段ボールやペットボトルなど、リサイクル可能な資源ごみ。
利用者が持ち寄った資源ごみは、リサイクル業者が買い取る。
その代金は持ち込んだ量に用事て利用者に配分される。

専用の通帳もある。
ゴミを持ち込んだ日時や入金額、出金額、残高が記入される。
利用者は必要な金額をいつでも引き出すことができる。
かつて村ではゴミの不法投棄が多く、環境が悪化、それを解決するため4年前、ゴミ銀行は作られた。
発案者は大学で公衆衛生学を教えているバンバン・スウェルダーさん。
「今までゴミは汚いというイメージを持たれていた。
しかし清潔なイメージを持つ銀行と組み合わせることで、ゴミをキレイなイメージに変えることができた。」

ゴミ銀行ができた時から利用しているブンタルトさん一家、今や分別するのが家族の習慣になっている。
「ゴミを適当に捨てると家の周りが汚れてしまう。
だから子供達にもゴミの分別を教えている。」
ゴミを散らかしていた子供達もきちんと分別するようになり、月に1度ゴミ銀行に行くことを楽しみにしている。

家族で貯めた1ヶ月分の資源ゴミを持ち込んだ金額は5970ルピア(約50円)。
子供「ノートと鉛筆を買いたい。」
以前ゴミ銀行の前はゴミの不投棄場所になっていた。
今では村の中はキレイになった。
また以前はゴミを分別せず、焼いて処理しており、そのため煙害や環境汚染になっていた。

ペオ・エクベリ(スウェーデン出身 環境コンサルタント 10代の頃リフティング世界記録を2度更新 自治体や学校で環境教育の講演、執筆活動をしている ゴミの減量生活を実践しており、自宅で出すゴミは月にサッカーボール大)「世界中でゴミの問題がある。(大気汚染 喘息)、ゴミを減らす効果的は方法の1つは、遊びのギミックを取り入れた、ご褒美(インセンティブ)、お金と結びつけると楽しくなりゴミが減る。」
ゴミ銀行のシステムは2008年にバデガン村で始まった。
インドネシア国内では現在54の自治体にある。
環境省でもゴミ銀行の設置を奨励しており、インドネシア国内すべての自治体に広めようと目標をたてている。
ペオ「ゴミではない、すべては資源。
少なくとも500万種類の生き物がいる。ゴミを作るのは1種類、人間しかいない。
自然界の生き物はゴミを出さない。
資源として利用している。」
アメリカ、カリフォルニアなどでは缶に〇△州に持っていくと5セントに変えられますよと書いてある。

グアテマラ サンタルシア・ウタトラン村
とある村の小学校、この日は新しい校舎の着工を記念する式典が開かれていた。
関係者があいさつするステージ、足元に転がっているのはペットボトル。

集まった子供達がペットボトルにお菓子の袋など、キレイに洗った大量のゴミを詰め込んでゆく。
棒を使ってギューギュー詰めにしてゆく。

できたのはエコレンガ、新しい校舎を作る材料にする。
エコレンガは壁の材料として柱の間に積み重ねる。
通常はコンクリートブロックを使用するが、エコレンガを使うと建築費用がおよそ半分に抑えられる。
仕上げにセメントを塗ることで、断熱性や強度を保つ。

グアテマラでは19の学校で採用されている。
エコレンガを建物に使おうと思いついたのは、地元でNPOを運営するスサナ・ハイセさん、地域の清掃活動に取り組んでいたハイセさんは、あちこちでポイ捨てされるペットボトルを減らしたいと考えた。
「放置されたペットボトルやビニール袋は景観だけでなく、健康にも悪影響を与える。
蚊やハエ等の害虫がたかり、病気を媒介してしまう。
これらが人々の健康に害を及ぼす。」

2005年巨大なハリケーンが襲来、多くの住民が家を失った。
被災者に一刻も早く、安心できる住宅を提供したい、そんなハイセさんの思いから生まれたのだ、ペットボトルを使った家だった。
その時に建てられた家に今も住んでいる人を訪ねた。
「ブロックの場合、地震の時に崩れると危険だが、ペットボトルなら軽いので危険性は低いと思う。
夏は暑すぎず、冬は寒すぎず、とても快適。」

大学でも研究されており、昔からの日干しレンガやアドベより耐久性、断熱効果もある。
子供たちの公害、ゴミに対する考え方が変わり、自らゴミを拾ったり、草取りをしたりするようになった。
他地域ではゴミを川に放り投げたりしているが、この地域では町もキレイで人も落ち着いている。

ペオ「私達はアフリカでいろんなプロジェクトを行っている。
ザンビアでバナナの木から名刺を作ったりしている。
貧困問題によってたくさんのゴミがでる。
ゴミ箱さえもない社会。
レジ袋を貰うためだけにわざわざ店に行く。
それが蓋になって洪水になったりもする。
なぜレジ袋を貰うかと聞くと、ステイタス、一瞬でも先進国の金持ちの気持ちを感じたいという。」
アメリカでも最近、自分達が一番ゴミを出している国なのだと自覚し、1人1人だゴミを減らそうとするようになってきているという。
「それは積極的はメッセージになる。
遠くの途上国でも私達の行動を見ているから、私達が良い事例、良い手本になれば、良い影響になると思う。」
ペオさんのゴミ減量生活
スウェーデン人全人口の平均の月のゴミ量はサッカーボール大。
いくつかのポイントがある。
1つ目はゴミ分別は店から始まる。
そこへ行ってゴミの少ないものを選ぶ。(包装が少ないものなど)
What your realy want.本当に欲しいものは何ですか。
必要のないものは買わない。

もう1つは家の中で分別は1カ所にまとめる。
私達は台所のシンクの下に13種類くらい分別している。
紙、古着はリサイクル、プラスチックは恐竜のマーク(化石燃料だから)の箱に入れておく。
生ごみは特別は瓶に入れる。
1カ所ですると、シンクの下のドアを閉めるとキレイになる。
各部屋のゴミ箱はない、部屋がとてもキレイになる。

▲左側シャンプー・・・ボトルのものと違いほとんどゴミがでない。1個で1ヶ月半〜2ヶ月もつ。
同時に快適さは失わない。
便利さは失わなくても良い、我慢しなくても良い、保つ時間が長いので年間5000〜6000円節約できる。
真ん中コーヒーフィルター・・・1000回ほど再利用できる。
右側ゴミのミミズコンポスト・・・自然循環(土中のミミズや微生物により葉っぱが落ちたら資源として戻る)を生ごみに利用している。
同じような数100万年前からの自然の中のリサイクルシステムをバケツの中に入れて(ミミズと微生物)、そこにバナナの皮などを入れて食べてもらう。
液体もできる。家庭ごみの半分ほどは生ゴミ、自然は3つの形しかない(固体、液体、ガス)。
トイレにいったら何を出す?
生ゴミも同じようにバナナ、綿棒、タオルなどをいれたら土に戻る、それは15〜20%。
8割は液体と気体、それがコンポスト。

ベルギー
食べ残しはニワトリが食べてくれる。
ニワトリによる生ゴミ減量作戦は、12年前町役場が始めた。
1世帯当たり3羽までニワタリ購入費用の半額が補助される。
さらに嬉しいオマケが・・・卵
この取り組みはベルギー国内20カ所以上で行われている。
農村地帯だったところでは、それまでもコンポストの設置は進められていた。
住宅地が拡大し、主に若い人が新しく居住するようになり、コンポストの知識や設備を持ち合わせていない。
そういう人たちを対象に、特にゴミの中でも問題となっていた生ゴミ、食べ残しなどオーガニックゴミのさらなる削減策として、昔ながら馴染があり、飼育もしやすいニワトリが着目された。

ニワトリを買うと一石六鳥・・・
1.ゴミが減る・・・ゴミが減れば実際の負担も軽減するし、ゴミ袋代がうく。
ベルギーはゴミ回収が有料な自治体が多く、ゴミ袋代がかかる。
2.卵・・・ほぼ毎日新鮮な卵が手にはいる。
3.庭の手入れが楽になる・・・ニワトリは生ゴミや食べ残しだけでなく、庭の雑草や庭の木の害になる害虫やナメクジも食べてくれる。
だからニワトリがいる所は手入れしなくてもよいし、薬などを撒かなくてもよい。
4.ニワトリを身近に飼うことで愛着が生まれ、ペットとして飼うこともでき、子供達の食育教育にもなる。
子供は喜んで観察している。
5.鳥の糞はとても良い肥料になる。
6.卵を産み終わったニワトリは美味しいスープにもなる。
ペオ「スウェーデンでは生ゴミを捨てるのは禁止になった。
ゴミではなく、生資源、そのために義務教育の中でニワトリを保育園、幼稚園で導入したりしている。」
アメリカ オースティン

アメリカ人1人当たりのゴミ排出量は年間700kgあまり、日本人の出すゴミのおよそ2倍。
8月オープンした食料品店in gredients、店のコンセプトはゴミの大きな割合を占める容器や包装を極力使わないこと。
そのために導入したのが量り売り。

肉と乳製品以外、箱や袋に詰めた商品は見当たらない。
自分が欲しい分量を自分が持ってきた容器に入れて購入する。ワインも・・・

買い物客はマイ容器を持参、買い物をする前に容器の重さを量り、重さが記録されたシールを貼れば会計の時、その分が差し引かれる仕組み。
ハチミツの瓶にパスタ、衣装ケースにパン・・・

量り売りでゴミを減らす取り組みは店にとって大変なこと、しっかり包装された商品と比べ、賞味期限が短くなるため、在庫管理は1日中行う必要がある。
さらに店に協力してくれる仕入れ先を常に探さなくてはならない。

若き共同経営者ブライアン・ナナリー「この店のようなビジネスモデルを継続することはとても大変。
パッケージを使わず品質の高い商品を仕入れるには研究が必要だし、生産者との良好な関係も大切。」
この店のゴミを減らしたいというコンセプトに共感したいと思う人にとって、この店で買い物をしたら自分もゴミを減らすことに協力できたという満足感を得ることができる。

| poyo | 環境問題、対策 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | - | - | - |









url: トラックバック機能は終了しました。