ドキュメント鑑賞☆自然信仰を取り戻せ!

テレビでドキュメントを見るのが好き!
1回見ただけでは忘れてしまいそうなので、ここにメモします。
地球環境を改善し、自然に感謝する心を皆で共有してゆきたいです。
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古代の宇宙人 黄金と宇宙人
コロンビア、Guatavita湖、古代に隕石が墜落したという円形の湖が、山々が囲む。
人類が大規模な探索を行ってきた場所でもある。
探すのはエルドラド、失われた黄金郷。
16世紀以降、財宝ハンターたちが行ったエルドラド探索は、困難を極めた。
南米のどこかに誰も知らない宝が眠ると伝える伝説は、星の数ほどもあるが、今もなお、エルドラドは発見されていない。
こんな夢のような場所が何世紀もの間、探検家に見つからずにいたのはなぜなのだろうか?

Gregory Deyermenjian(Paititi Explorer)「エルドラド伝説は、グアタビータ湖から生まれたとされている。
ここは先住民ムイスカ族、別名チブチャ族の土地で、首長制がとられていた。
インカ人やアステカ人ほどの高度な文明ではなかったが、ここに存在した文明には、多くの金があった。
ムイスカ族の土地の南半分を治めた酋長は、ジップという名だったが、16世紀にここにきたスペイン人征服者たちは、母国語で黄金の人を意味するエルドラドと呼んだ。
ムイスカの神聖な儀式を見た後につけられた名前である。

儀式の中でジップは、船でグアタビータ湖の中ほどまで漕ぎ出すと、湖底に住む神に黄金のささげたと言われている。
酋長のジップは、樹脂を体に塗って全身に金粉をまぶしたと言われている。
その後湖に飛び込んで金粉を洗い落とす。
この金粉が湖の底に降り積もっていたことや、金でできた神への捧げものが投げ入れられていたことから、コロンビア周辺では、エルドラド伝説が語られるようになった。
イギリス人土木技師のパートレイノールズの指揮のもと、グアタビータ湖の探索が行われた。
そして1912年には、黄金の異物を含む20000ドル相当の宝物が見つかったと発表された。
ノールズは、これがほんの一部であると信じて疑わなかったが、この時に発見された遺物は、ムイスカ族の酋長の伝説が真実であった証ではないか?
だとすれば神と呼ばれ、湖底に住んだ者たちは、何者だったのだろうか?

David Childress(Author,Technology of the Gods)「異星人が地球に来たのは木々を掘るためだったという研究者が数多くいる。
ゼカリア・シッチンは、宇宙人は故郷の星を守るために黄金が必要だったといった。」
Derrick Pitts(Chief Astronomer The Franklin Institute)「実際に金は宇宙探査と天文学にとって大変重要なもの。
それは金が不活性の物質で、どんな物質とも化合しない金属だから。
他にも伝導性がすばらしくよいという重要な特性ももっている。
そして最後にもう1つ忘れてはならないのが、金は赤外線エネルギーを反射するのに適した物質であるという点。
恒星やそのほかの発熱体が発する高熱から、宇宙船を守るためにも使われる。」

宇宙全体でみても金は非常に希少な元素。
金を探して宇宙人が地球にたどりつくことなど、ありえるのだろうか?
古代宇宙飛行士説を唱える者たちは、その可能性があるばかりか、古代に記された文章や伝説の中に、証拠が残されている。
その1つがペルーの南東地域近辺に位置すると言われた古代インカ帝国の伝説の都市パイティティだ。

探検家グレゴリー・ダイアメンジャンは、ペルー人探検家のパウリーノ・ママーニと共に遠征を組み、黄金郷を求めて1984年以来、15回以上におよぶ探索を行ってきた。
「パイティティに続くと伝説に語られる石造りのインカの道を私たちはたどり続けている。
この地一帯が、苔やジャングルに覆われて、川にも行く手を阻まれるのは、大地の恵みパチャママが何かを隠しているからそうだ。」

ダイアメンジャンたちの対策は、黄金の囲い場を意味するインカの聖地クスコのコリカンチャから始まったと言われる。
1559年にスペインの征服者たちはサントドミンゴ教会を建てるためにコリカンチャを取り壊した。
そして今もこの教会は、古代インカの神殿遺跡に囲まれながら、クスコの中心に立っている。
金で覆われた巨大な祭壇が見どころである。

しかしスペイン人の記録によれば、コリカンチャはこの教会が見劣りしてしまうほどに素晴らしく、黄金の像があちこちに置かれていただけでなく、純金の薄板で覆われていたという。
Brien Foerster(Author,A Brief History of The Incas)「金は太陽の汗と考えられ、インカ人にとって重要なものだった。
太陽はインカの最高神、したがって太陽の汗は手にすることのできる最も神聖なものを意味した。」
古代宇宙飛行士説では、かつてコリカンチャにあったプンチャウと呼ばれる金色に輝く太陽神の像に、宇宙人がインカ人と接触した証があるかもしれないと考える。

Giorgio A.Tsoukalos「コリカンチャに巨大な金の円盤があったことはよく知られている。
この金の円盤にまつわる古代信仰があるのだが、それはこの円盤が空から降ってきて、インカ帝国の皇帝アタワルパの目の前に落ちたというもの。
伝説によれば、皇帝は空の神々と接触があったようだ。」
かつてこりにか保管された巨大な金の円盤は、宇宙から来た者たちを称えるために造られたのだろうか?
それに宇宙人の目的が金の採掘であるなら、これはパイティティが近くに存在する証でもあるのだろうか?

1533年に、スペインはクスコの町を襲撃し、インカの金を求めてコリカンチャの神殿を破壊した。
しかし伝説によれば、その時すでに金は、30kmあまり北西の町へ移され、近隣の町に沈められていたという。
「スペイン人の一行がクスコに到着する前に、神官がそれに気づいた。
人々は神殿から金をすべて持ち去って、湖に投げ入れた。
いまだにその財宝は見つかっていない。
現在の価値にして数十億ドルに上ると言われている。」

さらに不思議なことにこの周辺の空では、不思議な物体が頻繁に目撃されている。
それが何百年もの間、続いているという。
船が湖の上を飛ぶだけでなく、水の中に入っていくと地元住民がいう。
直径約6mの宇宙船がちょうど入るほどの渦が発生して水面に穴が開くという。
そこに謎の船が入ると渦巻きは消える。
その後船は同じようにして水から出てくる。

東京帝国大学、1924年3月、原子力エネルギーに関する初期の実験を行っていた長岡半太郎教授は、パラフィンオイルの長岡誘電層の中で水銀の同位体に15満ボルトの高電圧を4時間もかけ続けていた。
実験の目的は、水銀の原子核から水素原子を取り出し、別の元素を作り出すことだった。
その元素とは金である。
実験は成功し長岡教授は何世紀も科学者たちが得ることのできなかった賢者の石、つまり黄金を作り出す秘法を見つけた。
A.J.SHAKA,PH.D.(PROF.CHEMISTRY,UNIV.OF CALIFORNIA,IRVINE「賢者の石とは錬金術の中で使われる概念。
鉛など手に入りやすい金属を黄金へと変える魔法のような物質のことを意味する。」
何千年もの間、何人もの王が、ありふれた金属から金を作り出す伝説の装置を求め、科学者と錬金術師もその発明のために何百年も費やした。

アイザック・ニュートンでさえ、17世紀には賢者の石の神秘に取りつかれていた。
しかしイギリス王室は増産によって金が暴落することを恐れ、錬金術を行う者に死罪を科した。
1924年に長岡教授の実験が成功するまでは、科学者の大多数が別の金属から金を作り出すことなど不可能だと断言していた。
しかし注目すべき点が明らかになると、態度は一転する。
MICHAEL DENNIN,PH.D.(PROF.CHEMISTRY,UNIV.OF CALIFORNIA,IRVINE)「自然界では恒星が超新星となる時の核融合によって金が作り出される。
その大規模な爆発のために生成された金が宇宙全体にばらまかれる。
現代は核反応が制御できるようになったので、金を造ることは原理としては可能。」
カリフォルニア大学Irvine校では、A.J.SHAKA博士によって錬金術の実験がほぼ毎日行われている。
「このチューブに水銀を入れる。
水銀は原子百分率が0.15%の少量の同位体を持ち水銀196と呼ばれる。
中性子線を照射して、原子核を崩壊させると、23時間ほどで金に変わる。」

原子炉内の中性子を吸収して反応を抑えるのが制御棒、これを引き上げて原子炉の質力を最大にすると、驚異的な速さでエネルギーが生成される。
「ある質量の物質から作り出せる電気などのエネルギーは、核反応を使えば他の方法を使用した場合の、およそ1000万倍、もしくはそれ以上を生産することができる。」

錬金術の発見は、科学にとって貴重ではあるが、皮肉にもそれは富を生み出すものではない。
「この原子炉で1日照射したとしても、得られる金は0.3セントほどの価値のものでしかない。
原子炉の使用には1時間当たり200ドルかかるので、これでは割に合わない。」
現代の錬金術は、莫大な量の金を製造するにはあまりにも効率が悪すぎる。
これに対して古代宇宙飛行士説では、現在のものより、さらに素晴らしいテクノロジーが古代エジプトで使用されていたかもしれないと考える。
ROBERT BAUVAL(CO-AUTHOR,BLACK GENESIS)「金が神聖な金属、つまり神聖な元素であるという考えは、古代エジプトにおける信仰の根底にある概念。」

AIDAN DODSON,PH.D.(EGYPTOLOGIST,UNIVERSITY OF BRISTOL)「金は神の肉体だった。
古代のエジプトは最大の金の供給量を誇っていたと思われる。
バビロンやアッシリアの王たちからエジプトの王にあてた手紙が残されているが、中には金を請う内容のものが多々ある。
例えば、ファラオよどうかたくさんの金をお送りください。
あなたの国ではシリアクタのようにあるのですから、などと書かれている。」
どうして古代のエジプトは周辺の国よりも豊富に金を持っていたのだろうか?
またなぜ金をこの世のものではないと考えたのだろうか?
古代宇宙飛行士説では、エジプト人は金を製造できた可能性があるとしている。
そのために人知を超えた力を借りていたかもしれないというのだ。
DAVID CHILDRESS「工学専門家のクリストファー・ダンは、ギザのピラミッドが巨大な装置で、内部ではなんらかの化学反応が起こっていたのではないかと言っている。
ギザの大ピラミッドが他の元素から金を生成するのに使用されていたかもしれないのだ。」
CHRISROPHER DUNN(AUTHOR,THE GIZA POWER PLANT)「青写真に記された内部の通路や部屋、シャフトの配置を実際に見てみると、ギザの大ピラミッドが墓として使用されていたとは思えない。
建築制度の高さ、王妃の間や大回廊へと続く精緻の石積み、また王の間に使われた何千トンもの花崗岩は、ナイル川を800km以上も下って運ばれている。
ここは何か特別なことを行う場所だったのではないかと考えずにはいられない。」

1936年エジプト、ギザ台地、3000年以上の間、スフィンクスの体は、砂の下に埋められていたという。
しかし11年を発掘に費やしたエジプト人考古学者の手で、とうとうこの像の全容が明らかになった。
全長73.5m、高さ約20m、世界最大で最古の1枚の岩でできた石造だ。
さらに驚くのはその形状、スフィンクスは人間の頭を持ち身体はライオンという姿をしている。
この像が造られたのはカフラー王の時代、つまり紀元前2500年頃であるとエジプト学者たちは考えている。
だが、それよりもはるかに古いものだと主張するものがいる。
ROBERT BAUVAL(CO-AUTHOR,BLACK GENESIS)「浸食状態からみて、もっと古いものだと思われる。」

このような奇妙な石像が造られた時代や理由に関して、学者の意見は一致していない。
しかし古代宇宙飛行士説では、宇宙人が存在した証がこの像に残されていると考える。
JASON MARTELL(AUTHOR,KNOWLEDGE APOCALYPSE)「古代シュメール文明や古代エジプト文明の碑文には、半人半獣のスフィンクスについて刻まれているが、結合されている動物も、その度合いも様々。
なぜこのような怪物が記録に残されたのかを考えなければならない。
宇宙人がここに訪れて、その姿に似せて人間を作り出したことが多くの古代文書に書かれていると考えるほうが、論理的にもつじつまがあう。」
GEORGE NOORY「今は亡きゼカリア・シッチンは、太陽系の外にある惑星の住人アヌンナキという者たちが金の採掘のために地球にやってきたと考えていた。
アヌンナキは採掘作業を嫌がって当時この惑星に存在した生物を遺伝子操作によって人類に作り替え作業員にしたという。」
スフィンクスは古代異星人が行った、遺伝子操作の証なのか。
宇宙人が金を採掘するために人間と動物を遺伝子操作によって作り替えていたのなら、この巨大な構造物は、かつて金をしまう倉庫だったのだろうか?
エジプト人考古学者がスフィンクスを発掘し始めたとき、彼らが本当に捜し求めていたのは金ではなかったか。

ギザ台地周辺では何世紀にもわたって秘密の部屋やシャフト、狭いトンネルが発見されている。
スフィンクスの裏側にギザ台地を走る地下通路が発見された。
通路は何本にも枝分かれするが、どこへもつながっていはいない。
近年は地球レーダ探査が行われるようになって、スフィンクスの周囲に地下空洞がいくつも存在する証拠が得られている。
それだけでなくスフィンクスの下に、秘密のトンネルや部屋があることの証が初めて得られた。
憶測や仮説や言い伝えなどではなく、科学的観点からみて強力な手がかりとなるもの。
もはやギザ台地の下に文津の地下通路があるのかではなく、ここに入るのができるのかという問題になっている。
ここにはたいへん重要なもの、おそらく科学を覆すような異星人に関する何かが残されているのではないろうか。
スフィンクスの下にあるという空洞に、ただの金ではなく、古代の異星人が採掘した金が納められているなら、そこには財宝以上のものがあるのではないか。
古代宇宙飛行士説をとなえる者たちは、スフィンクスの足の下に巧妙に隠された秘密の保管庫があると信じている。

保管庫の年代は、なぞの大陸アトランティスが沈んだ頃にまでさかのぼる。
古代文書によれば、12000年前のことであるという。
またアトランティスには宇宙人が住んでいて、積み上げた英知のすべてを納めるための保管庫を必要としていたという。
William Henry(Author/Investigative Mythologist)「かつて神が持っていた金を使用した技術が納められていると考えている。
これは誰がどうやってピラミッドを作ったのかを知る手がかりとなるだろう。
またここには宇宙への入り口があるように思える。」
もしこの保管庫が実在するなら、そこに納められた地球外生命体の知識が古代の巻物にではなく、金に記されていた可能性はないのだろうか。」
Michael Dennin,PH.D.(Prof.Chemistry Univ. Of California,Irvine)「金は驚くべき金属で、最も優れた伝導体でもある。
電子応用の分野で使われる導体には、伝導性のみならず、腐食しないことが求められる。
なので非常に高品質で耐久性のある電子機器が必要な時には、金が使われる。」

古代人の知るこの貴金属が持つ秘密は、金と一緒に納められているのではなく、金自体に記憶させられているのだろうか。
1953年1月29日フランスRennes-le-Chateau、マリー・レナルノーという衰弱した85歳の女性が死の床にあった。
遠い昔から守られた莫大な財宝についての秘密を明かす、そういった後脳卒中に襲われ、秘密もろともこの世を去った。

レンヌルシャトーに隠された莫大な金に関する伝説は古く、5世紀にまでさかのぼる。
西暦410年に西ゴート族として知られるゲルマン人がローマに侵入、略奪の限りをつくした彼らは、財宝を持ってこの地にやってきたという。
そしてその200年後にこの土地を離れる際には、財宝の一部を残していったとされている。
西ゴート族は死者と共に宝物を埋葬することで知られていたので、レンヌルシャトーに金が埋まっていると言われるようになった。

1891年ベランジェ・ソニエールという名の若い教区司祭が教会の修復を行っていた際、何かを発見し、ほぼ一夜にして大変な資産家となったことが語り継がれている。
David Childress「ソニエールが手に入れた宝は、この教会の下にあったいくつもの地下墓地カタコンベに納められた莫大な財宝の一部であったと考えられる。
ここのカタコンベは古代に造られたものだった。
またこの地域には西ゴート族が使った洞窟があると言われている。」
ソニエール神父は偶然財産が転がり込んだだけと主張した。
しかし教会の下のカタコンベに納められたさらに多くの金を精力的に探していたと多くの者が考えられている。

しかし金の発見よりもさらに謎に包まれているのはその後の神父の行動だった。
その奇行の一端は教会のデザインにも表れているという。
ソニエール神父は古代文書を探し回って錬金術に使われる錬成ジンについて調べていたようだ。
そのあと神父はある計画に沿って教会を建て始めるが、その計画とは神と接触するというものだった。

神父はある種の金属を変化させればそれが可能になることを知っていたのではないか?
謎の財宝を手に入れた経緯を神父が打ち明けた相手は、家政婦のマリー・レナルノーただ1人だった。
ソニエールが扉の上に掲げた言葉は100年の間物議をかもしている。

それはラテン語で書かれた文章で、ここは恐ろしき場所かなという意味に間違って解釈されることが多かったが、実際には旧約聖書の創成記から取られた言葉。
聖書の中でヤコブは天へと続く梯子の夢を見てその地を神と人を結ぶ場所だと考えた。
旧約聖書の中ではこの文書の訳は、畏れ多い場所となっている。

レンヌルシャトーは別世界への入り口かもしれない。
宇宙への入り口がある強大なパワーを持つ地でないのなら、ソニエール神父があのような文書を入り口に掲げることなど考えられない。
レンヌルシャトーにはUFOが出現するという証言もある。
ここでタイムスリップをした人もいたし、悪魔と遭遇したという話もある。
この小さな村には別世界への過去へと、もしくは別次元へとつながるトンネルがあるのだろうか?

スコットランド、Rosslyn Chapel、エジンバラから10kmあまり南にあるロスリンの村、西暦15世紀、村を見下ろす丘の上にこの教会は建てられた。
この教会の中には秘密の部屋がある。
失われた素晴らしい遺物が隠されていると言われ、その中にはテンプル騎士団の財宝も含まれている。

全員が戦士で修道士だったテンプル騎士団は、十字軍遠征の時代にエルサレムの神殿の丘に拠点を置いた。
また多くの宗教的遺物を持っていたとも噂されていた。

世界で最も貴重な聖なる金の遺物と言われる聖杯もその1つで、これは最後の晩餐の時にイエスが使ったとされる杯である。

テンプル騎士団はソロモン王の神殿跡地を発掘して数えきれないほどの金の遺物が納められた秘密の洞窟を発見したと言われている。
ソロモン王の財宝は神殿が破壊された時に突然消え失せている。

騎士団が財宝をスコットランドに運んで、ロスリン礼拝堂に埋めたとも言われている。
ロスリン礼拝堂はソロモン王の神殿を再現したもの。
この礼拝堂は聖杯やその秘密を納めるべくウイリアム・シンクレア教によって建てられた、まさに聖杯神殿だった。

当時ここより優れた象徴的表現が施された建造物はない。
この建造物が聖杯の隠し場所を示す謎の言葉や記号で飾られていると考える者もいる。

ロスリン礼拝堂の壁に見られる数多くの彫刻の中にグリーンマンと呼ばれるものがある。
これは成長と再生をつかさどる異教の神。
この不思議な顔の彫刻が礼拝堂に聖杯が隠されている手がかりだと信じる者もいる。

「グリーンマンには2つの意味が込められている。
礼拝堂のあちこちに110体以上もある。
東から西へとグリーンマンを追ってゆくと、時間と共にこの彫刻が変化していることがわかる。
東側の壁に彫られたものは比較的新しいもので、西に行くにしたがって年代が古くなっている。」

聖杯がロスリン礼拝堂に納められたのなら、どこに隠されたのだろうか。
徒弟の柱と呼ばれる飾り柱の中にあると信じるものもいる。
実際に取り出そうとしたものも1人いた。
斧を持って礼拝堂に忍び込み、徒弟の柱の中に聖杯が隠されていると信じ、柱を叩き割ろうとした。

聖杯とは何だろうか。
人類の過去と未来を握るものなら、これはDNAだと考えらないだろうか。
実際に徒弟の柱はDNAの二重らせん構造そっくり。
これらの謎の彫刻が示すのは最後の晩餐の際にイエスが使用したとされる聖杯は単なる杯ではなかったということではないか。

ドイツの詩人ボルハム・ボン・エッシェンバハは、聖杯が宇宙からもたらせたものだと言っている。
聖杯の描写に点滅する赤いランプがついていたという表現をよく耳にするが、テンプル騎士団はハイテク機器か何かを持っていたのだろうか。
古代において聖杯は冥界のもの、あるいは別世界のものとイエスをつなぐものだったのだろうか。
聖杯が見つかれば人間の異星人との関係も明らかになるのだろうか?
そうだとすれば、金の神殿と呼ばれる謎の建造物が存在するペルーや、エジプト、フランスには金よりもはるかに価値のある宝が眠っているのかもしれない。
金とは、人間と別世界の者たちとを結びつけるものだったのだろうか。
おそらくは何千年も前に別の星から地球にやってきた我々の祖先を知る手がかりとなるものだろう。
しかし古代の宇宙人が太陽系第三惑星、つまり地球を訪れた理由の1つが金の探索だったとすれば、宇宙人はさらなる金を求めているのだろうか。
そして地球に再びやってくるのだろうか。
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